北海道南部に位置する港町・函館。開港の歴史を背景に持つこの街は、西洋と和が調和した街並み、世界に誇る夜景、美味しい海の幸など、多彩な魅力をぎゅっと詰め込んだ観光地です。
今回は、1日で巡れる函館のおすすめ観光スポット3選を、画像とともにご紹介。異国情緒漂う街並みから感動の夜景まで、五感で楽しむ旅をご提案します。
1|世界三大夜景に選ばれた「函館山からの夜景」
まず訪れたいのは、言わずと知れた函館山の夜景。標高334メートルの山頂から見下ろす市街地は、左右を海に挟まれた独特の地形が生む“光の帯”として知られ、「世界三大夜景」のひとつにも数えられています。

日没直後から街に灯りがともり始め、漆黒の海と空の中に、宝石のような街の灯が浮かび上がる瞬間は圧巻。特に5〜10月は天候が安定し、ベストシーズンです。冬場は空気が澄んでおり、よりクリアな夜景が見られることも。
ロープウェイでのアクセスが便利で、山頂には展望台・カフェ・売店もあり、夜景を眺めながらのんびりとした時間を過ごすことができます。
2|異国情緒が息づく元町エリア|教会と坂道の街並み
次に訪れたいのが、函館港を見下ろす元町エリア。開港とともに外国人居留地として発展したこの地域には、和洋折衷の街並みと歴史的建造物が数多く残されています。

坂の多い街並みに沿って並ぶのは、ハリストス正教会やカトリック元町教会などの洋風建築。特に、両側に教会が立ち並び、正面に函館湾を望む坂道は、まさにフォトジェニックなスポットです。
散策中はアンティークショップやレトロカフェにも立ち寄れ、ゆっくりと時間が流れる心地よさを感じられます。夕方に訪れれば、ライトアップされた教会と港町の灯りが一体となり、昼間とはまた違った表情に。
3|函館朝市とベイエリア|港町グルメと風景を味わう
旅の締めくくりには、**函館朝市とベイエリア(赤レンガ倉庫街)**を訪れましょう。函館駅から徒歩圏内にあり、観光とグルメを一気に楽しめる便利なエリアです。

朝市では新鮮なイカやウニ、イクラを使った海鮮丼が名物。中にはその場でイカを釣って調理してもらえる店もあり、体験型グルメとしても人気を集めています。
すぐそばの金森赤レンガ倉庫群では、海沿いの情緒ある雰囲気の中、レストランや雑貨店、スイーツショップが立ち並びます。レンガと石畳の街並みはどこを歩いても絵になり、日中は観光、夜はロマンチックなデートスポットとしても最適です。
函館旅行を快適に楽しむためのポイント
■ 交通アクセス
羽田空港→函館空港:約1時間30分 函館空港→市内:リムジンバスで約20分 札幌→函館:特急北斗で約3時間30分
■ 宿泊エリアおすすめ
湯の川温泉:温泉+海の幸でのんびり滞在 函館駅前・ベイエリア周辺:アクセス抜群で観光拠点に最適
■ 旅の予約に便利なサイト
楽天トラベル:宿・航空券・レンタカーのセット割 じゃらん:豊富な口コミとプラン るるぶトラベル:観光モデルコースの参考にも最適
まとめ|感動の風景と食が詰まった“函館の一日旅”
函館は、異国文化が色濃く残る街並み、美しい自然の景観、そしてグルメの宝庫でもあります。たった一日でも、心が満たされるような体験がぎゅっと詰まっているのが、この街の魅力です。
世界三大夜景の感動体験 教会と坂道が紡ぐ異国の記憶 海の幸と赤レンガが彩る食の街歩き
北海道旅行の中でも特に印象に残る、深みのある函館の魅力を、ぜひあなたの旅先リストに加えてみてください。